令和2年2月から全国的に新型コロナウイルス感染症拡大の第一波が発生しました。三重県においても、令和2年3月より感染者が増加傾向となり、市民の方々の不安が増す中、「新しい生活様式」が提唱されるようになりました。
名張市立病院では、ご利用いただく方に対する感染管理のため、正面入り口において来院される方全員を対象に検温と問診による健康チェックを実施しています。
「持ち込ませない」という精神で新型コロナウイルス感染症拡大の防止に対応しておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
※来院時には必ずマスクの着用をお願いいたします。マスクの着用のない方については、ご退館いただくこともあります。



新型コロナウイルス感染症が疑われる方へ
少なくとも以下のいずれかに該当する方で、当院の受診を希望される場合は、まずは下記の連絡先にご連絡くださいますよう、お願いいたします。
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- 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
- 重症化しやすい方(※)で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合
※高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)等の基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方
- 上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合
(症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合にはすぐに相談してください。解熱剤などを飲み続けなかればならない方も同様です。)
電話連絡先 9:00~21:00 受診・相談センター(伊賀保健所) TEL (0595)24-8050
21:00~翌9:00 三重県救急医療情報センター TEL(059)229-1199
当院の感染防止の取り組みについて
正面入り口
来院される方全員を対象に「検温」と「問診」による健康チェックを実施しておりますので、入口を一つに集約させていただいております。また、来院者が出入口で交差しないよう、動線を別々に確保しています。
健康チェック
1.アルコールによる手指消毒をおこなっていただきます。
(手荒れなどで消毒ができない方は係員に申し出てください。)
2.問診項目の確認を行っていただきます。
(該当項目が1つでもあった場合は、係員までお申し出てください。第二トリアージへ誘導させていただきます。)
3.体温(非接触型体温計)を計測させていただきます。機器の前にお立ちいただくと、自動で検温します。機器に体を向けるのが難しい方には、手動式非接触型体温計にて対応させていただきます。
(37.5℃以上あった方は、第二トリアージへ誘導させていただきます。)
4.名札をお渡ししております。来院目的により色分けしており、健康チェックを受けた目印とさせていただいております。
第二トリアージ
第二トリアージでは、健康チェック時に該当項目があった場合、看護師から詳細な問診、腋下体温計で再度検温を実施させていただきます。
また必要に応じ、院内に設置してある陰圧テント内で医師による診察をさせていただきます。
飛沫防止対策
総合受付や各診療科受付などに飛沫防止フィルムを設置させていただき、医療従事者への感染対策を実施しています。
さらに、換気も実施しており、換気が難しい箇所については、空気清浄機を設置し対応しております。
待合時の3密対策
ソーシャルディスタンスを確保するため、間隔を空けて椅子のご利用をお願いします。
面会の制限
入院患者さんへの感染拡大防止対策として、「面会全面禁止」を実施させていただいております。当院から来院要請した方については、検温と問診などの健康チェックを実施させていただいたうえでご入館いただいております。また、救急患者さんの付き添いについては、人数制限をさせていただいております。
ひとりひとりができる感染管理
名張市立病院ではCOCOAの利用を推進させていただきます
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html)