第6回三重県救急救命標準化教育コース(第5回MIELS)においてEMS NABARIが優秀賞(第3位)をいただきました
2023.02.14
令和5年2月4日開催の第5回MIELS(第6回三重県救急救命標準化教育コース)において、名張市立病院職員と名張市消防職員のチーム・EMS NABARIが優秀賞(第3位)をいただきました。名張市立病院では名張消防や近隣の消防と協力しながら医師・看護師の急変・救急対応力や救急隊との連携を強化し、患者さんへの救急対応について日々研鑽を積んでおります。
その結果、MIELSや各地のメディカルラリーなどの競技会でも優秀な成績を収めています。
※MIELSについて、詳しくはこちらをご覧ください
⇒http://iseshimaqq.html.xdomain.jp/miels/miels_concept/miels_aim.html(外部リンク)
※メディカルラリーとは、医療チームが救急現場や災害などを想定したシナリオへの限られた時間内での診療・ケアなどの対応力を競う大会のことです。医師・看護師・救急救命士の結束についても問われます。
EMS NABARIのチームメンバーより
総合診療専門医
楽しみながらチームメンバーと綿密な作戦を練ったり、実際に動いてみたりと頭と体を動かしながら活動できました。日ごろの医療技術が評価されるだけでなくブラッシュアップする視点もできました。初期研修医への医学・救急教育にも役立つメディカルラリーにこれからも参加しようと思いました。
初期研修医
自分は力不足でしたが、頼もしいチームの皆さんのおかげで、楽しく実りある経験にすることができました。MIELSの活動を通して、患者さんにも他職種の方にも信頼される医療を行えるよう、もっと精進していきたいと思いました。
看護師A
病棟勤務しか経験がない僕にとってMIELSは大変貴重な経験となりました。広い分野での知識が必要となり、自分自身の知識不足を痛感させられました。日々、精進しMIELSで得た知識を病棟でも活かして頑張っていきたいと思います。
看護師B
救命は、常に張りつめた雰囲気の中、慌ただしく走り回るというイメージがあります。そのような場面もありますが、MIELSに参加しチーム一丸となり相談し合いながら、1人でも多く助けるという目標に向かうことができました。瞬時に判断が必要になりますが、柔軟な対応力を身につけ、市民の方へ信頼される看護を考えることができました。
救急救命士A
事前練習や大会を通じ、名張市立病院との連携を強化することができました。この経験を活かし、名張市民に有益となる救急活動に繋げていきたいと思います。
救急救命士B
今大会において、病院と消防の連携強化・救急医療に対する知識と技術の向上に繋がったと感じます。また、この経験を組織で共有して、地域医療に貢献していきたいです。