睡眠時無呼吸症候群外来の設置について(令和5年4月5日~)

睡眠時無呼吸症候群外来の設置について(令和5年4月5日~)

  • 睡眠中のいびき・無呼吸
  • 睡眠中に激しく体が動く
  • 夜間、頻繁に目が覚める
  • 日中、眠気に襲われる
  • 日中、頭痛を感じる

 ご本人様、ご家族様に上記の症状がみられる場合、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があります。

 睡眠時無呼吸症候群とは、気道の閉塞もしくは脳の呼吸中枢の障害等により睡眠中に無呼吸や低呼吸を繰り返す疾患です。睡眠中に呼吸がとまることにより、血液中の酸素濃度が低下し、深い睡眠の妨げとなるだけでなく、心臓への負担が大きくなるため、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞等を引き起こしやすくなります。

当院での治療として、CPAP療法(経鼻的持続陽圧呼吸療法)※を主な治療方法として用いつつ生活指導を行います。

※CPAP療法とは就寝時、鼻にマスクをつけ、空気を送り込み、空気の圧力で気道を押し広げる方法であり、多くの場合熟睡できるようになります。また将来的な心血管イベントの発症リスクも低下させます。

医師より

中村医師画像

 睡眠時無呼吸症候群は日常生活での活力や集中力の低下に影響するだけでなく、高血圧や、心筋梗塞等の生命に関わる疾患にまで影響する可能性があります。 継続した治療が必要となるため大変だと感じることもあると思いますが、一緒に改善に向けて治療しましょう。 些細なことでもお気軽にご相談ください。

診察日と予約方法

診察日:毎週水曜日 午後1時~午後4時

医師名:中村 祐基

 

予約方法

受付時間:平日午後2時~午後5時

電話番号:名張市立病院 0595-61-1100(代)

睡眠時無呼吸症候群外来の予約の旨をお伝え下さい。

なお、初診時選定療養費をご負担頂きますことをご了承ください。