消化器内科

 消化器内科では、上部消化管(食道、胃、十二指腸)、下部消化管(大腸)、胆膵疾患、肝臓疾患など、悪性疾患を含めて消化器全般にわたって専門的に診療を行っています。現在常勤医2名で診療にあたっています。
 消化管治療では、内視鏡診断や内視鏡的止血術、内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的胃瘻造設術等と行っております。胆膵疾患では、内視鏡的膵管胆道造影(ERCP)を用いた診断や内視鏡的括約筋開術、乳頭バルーン拡張術、結石粉砕術を行っております。
 また、肝疾患では、肝炎(脂肪肝を含む)に対する肝生検を含めた診療を行っています。特にC型肝炎は97%以上が治る疾患です。加えて、食道静脈瘤に対する内視鏡治療も行っております。
 少人数ではありますが、限られた医療資源の中で、地域中核病院としてできる診療を精一杯行っています。更に大学病院やがん拠点病院との連携強化を図りながら、患者様に満足いただける医療が提供できるよう努めています。特に、入院患者や内視鏡について消化器内科と消化器外科の垣根を取り払った「センター化」により、消化器疾患全般をよりシームレスで充実した医療の提供を目指しています。

常勤医師 紹介

我山医師画像

我山 秀孝(わがやま ひでたか)

役職
副院長兼人工透析室長(消化器内科医師)
専門・資格等
日本内科学会認定内科医
日本内科学会総合内科専門医
認知症サポート医

小島医師画像

小島 真一(こじま しんいち)

職名
消化器内科医長
専門・資格等
日本肝臓学会肝臓専門医
日本内科学会認定内科医
日本消化器病学会認定消化器病専門医

 

常岡 克伸

職名
非常勤医師
専門・資格等

 

玉井 康将

職名
非常勤医師
専門・資格等

診療実績(令和4年度)

延べ入院患者数 6,067人 延べ外来患者数 5,723人
(入院1日平均) 16.6人 (外来1日平均) 23.6人
平均在院日数 16.6日 開業医からの紹介数 369人

取り扱い上位疾患(入院)※診断群分類別

小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む 81人

穿孔又は腫瘍を伴わない憩室性疾患

18人
胆管(肝内外)結石、胆管炎 35人

肝硬変(胆汁性肝硬変を含む)

17人
胃の悪性腫瘍 28人 虚血性腸炎 16人
食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 23人 膵臓、脾臓の腫瘍 14人
ヘルニアの記載のない腸閉塞 22人 胃十二指腸腫瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わない) 11人

認定施設

  • 日本内科学会認定医制度 教育関連施設
  • 日本消化器病学会 専門医制度関連施設