お子さまのコロナ感染が急増しています。
2022.08.05
7月から8月にかけて名張市内で急激に10歳未満のお子さまのコロナ感染が増加しています。第7波で流行しているコロナ感染症でお子さまの症状が重くなる傾向にあり、注意深く様子を見る必要性があると指摘されています。
特に5歳未満の場合は、38℃以上の発熱で熱性けいれんと呼ばれる意識障害や痙攣(けいれん)を起こすことがあります。このような状態が長く続く時は救急搬送が必要になる場合があります。お子さまがぐったりするなど普段と様子が違う時は迷わず近隣の医療機関やかかりつけ医に相談してください。夜間などの診療時間外、相談するべきかと悩まれた場合や電話が繋がりにくい場合などには、日本小児科学会などが監修したウェブサイト「こどもの救急」や「みえ子ども医療ダイヤル(#8000)」などをご利用いただくことをお勧めします。
・ウェブサイト「こどもの救急」(リンク先:外部サイト)
また、ワクチン接種未承認年齢である5歳未満のお子さまがいるご家庭におかれましては、家庭内感染を防ぐために「保護者が接種を受けることで家庭内での感染を防ぐことが期待できる」とされています。
※ 熱性けいれんとは、6か月から5歳ころの子どもが急な発熱に伴って意識障害、痙攣(けいれん)を引き起こす病気です。通常38℃以上の発熱時で急激に体温が変化する時に起こり、半数近くが繰り返し起こすとされています。