お知らせ

第4回 隠(なばり)サマーキャンプ2016 ~楽しく地域を学ぶ~

2016.07.11

第4回 隠(なばり)サマーキャンプを開催しました。

名張市立病院 地域医療教育研修センターでは、平成25年度より毎年、地域で暮らす人々の医療のニーズを 肌で感じていただくことを目的に、「名張の街」と「地域医療」を体験していただける「隠(なばり)サマーキャンプ」を開催しています。
去る平成28年7月8日(金)~10日(日)の3日間、今回は名張市内各地を舞台として、地域の皆様のご協力のもと、「第4回 隠サマーキャンプ」を開催いたしました。
本年は、三重大学の医学生総勢14名、名張市立病院の研修医6名のあわせて20名のご参加を頂きました。
その他、県内医療機関の医師の方々などにも講演会にご参加頂きました。

1日目(7月8日(金))

午後5時30分より開講式を行い、当院医師による講義を行いました。

名張市長あいさつ
名張市長 亀井 利克より挨拶

名張市立病院長あいさつ
名張市立病院長 伊藤 宏雄より挨拶

講義の様子
「研修医・非専門医のための
こんな時は俺を呼べ企画~脳神経外科~」
名張市立病院 脳神経外科 河合 寿諮 先生

講義の様子
「これだけ!脳神経系の感染症」
名張市立病院 内科(総合診療科) 兼
三重大学大学院医学系研究科
名張地域医療学講座 講師 谷崎 隆太郎 先生

2日目(7月9日(土))

橋本市民病院 橋本 忠幸先生から、「医者に必要な能力」について、グループワークを交えながら講義を頂きました。
その後、金沢医科大学 高村 昭輝先生から、隠サマーキャンプにおいてなぜ地域体験を行うか、なぜこのキャンプには医療体験がないのかなどについてご説明頂きました。

講演の様子
「医者に必要な能力ってなんなの?ワークショップ」
橋本市民病院 総合内科 橋本 忠幸 先生

講演の様子
「地域に出よう!~地域基盤型医学教育への誘い~」
金沢医科大学 医学教育学 講師 高村 昭輝 先生

昼食には、名張市食生活改善推進員の皆様に調理して頂いた「栄養バランスバイキング」を頂きました。

昼食の様子

昼食の様子
「栄養バランスバイキング」

午後からは、参加者が5つの班に分かれて、地域へ繰り出して住民の方との交流をさせていただきました。
その後、夜には地域で学んできたこと等を模造紙にまとめ、軽食を交えながら発表会・懇親会を開催しました。

住民の方との交流の様子
1班 名張地区の高齢者サロン「よってだあこ2号店」にて

住民の方との交流の様子
2班 名張地区の住民ボランティア「隠おたがいさん」事務所にて

住民の方との交流の様子
3班 青蓮寺でぶどう園のオーナー宅を訪問

住民の方との交流の様子
4班 赤目の里山を育てる会の作業場にて

住民の方との交流の様子
5班 すずらん台地区の住民交流サロン「きずな」

どっぷり地域体験発表会

発表会・懇親会の様子
1班

発表会・懇親会の様子
2班

発表会・懇親会の様子
3班

発表会・懇親会の様子
4班

発表会・懇親会の様子
5班

発表会・懇親会の様子
名張市のまちづくりについての学生によるプレゼン

3日目(7月10日(日))

医療福祉生協連家庭医療学開発センター 藤沼 康樹 先生をお招きし、コメントを頂きながら当院の医師・看護師による症例検討会を行いました。また、特別講演として、藤沼先生から「医師としての生涯学習」についてのご講演をいただきました。

ワークショップ・特別講演の様子
「実践!家庭医療的ケースカンファレンス」
医療福祉生協連家庭医療学開発センター センター長
千葉大学専門職連携研究センター 特任講師 藤沼 康樹 先生

ワークショップ・特別講演の様子
特別講演「その地域で医師として生涯学習を続けるために」

2泊3日の隠サマーキャンプを通じて、参加者の皆様には少しでも名張市について知って頂く機会を持つことができたかと思います。 将来、何らかの形で名張・伊賀地域の医療に携わっていただければ幸いです。
名張市立病院では、今後も、医師確保を目的とした様々な取組を行ってまいります。

集合写真

お問合せ先

名張市立病院 事務局 総務企画室
   TEL : 0595-61-1100(代)
   FAX : 0595-64-7999
   MAIL :hp-somu@city.nabari.mie.jp

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