看護部

 

看護部のご紹介

看護部長 あいさつ

看護部長 裏南 菊代

 このたび、名張市立病院の看護部長を拝命することになりました。
令和の時代となり、超高齢社会の国策である、地域包括ケアシステムの構築、そして働き方改革と、大きな課題を抱える中で、重責を感じております。
 名張市立病院は、名張市の自治体病院として、平成9年に開設して以来、“市民に親しまれ、信頼される病院”を目指してきました。そして、看護部は“心温かい、安全な看護”を理念とし、市民の皆様が安心して医療、看護を受けて頂けるよう努めております。
 名張市の高齢化率は全国平均よりも高く、二次救急医療や地域医療支援病院としての使命を担う中で、令和2年4月1日からは地域包括ケア病棟が開設され、より一層、地域に根付いた医療が期待されています。看護においては、患者様の健康回復への援助だけではなく、暮らしを見据えた看護を提供していくことが求められています。そのためには、看護師の一人ひとりが専門職として自律し、多職種と連携したチーム医療を推進していくことが大切です。病院主体ではなく、地域の医療、看護、介護の関係者の方との繋がりを深め、病院と地域が一体となる継続看護を実践していきたいと思います。
 また、看護職員においては、看護のやりがいを感じながら、誇りを持って働けるよう、教育体制を整えると共に、ワークライフバランスを重視した職場風土の改善を図っていきます。新人看護職員の教育支援だけではなく、すべての看護師が共に成長し、支え合える職場環境を築いていきたいと考えております。
 これからも地域の皆様や、患者様・ご家族様が満足して頂ける病院、職員が働きやすい病院を目指し、看護管理者として尽力していきたいと思います。