第5回 隠(なばり)サマーキャンプ2017 ~楽しく地域を学ぶ~
2017.07.10
第5回 隠(なばり)サマーキャンプを開催しました。
名張市立病院 地域医療教育研修センターでは、平成25年度より毎年、地域で暮らす人々の医療のニーズを肌で感じていただくことを目的に、「名張の街」と「地域医療」を体験していただける「隠(なばり)サマーキャンプ」を開催しています。
去る平成29年7月7日(金)~9日(日)の3日間、今回は「障がい者福祉」をテーマとして、地域や施設の皆様のご協力のもと、「第5回 隠サマーキャンプ」を開催いたしました。
本年は、三重大学をはじめ医学生12名、名張市立病院等の研修医6名、合計18名にご参加頂きました。
そのほか、県内医療機関の医師等の方々にも講演会等にご参加頂きました。
1日目(7月7日(金))
午後6時より開講式を行い、当院医師による講義を行いました。
名張市長 亀井 利克より挨拶
名張市立病院長 伊藤 宏雄より挨拶
「研修医・非専門医のための
こんな時は俺を呼べ企画~循環器内科~」
名張市立病院 循環器内科担当部長
佐藤 雄一 先生
「これだけ!循環器系の感染症」
名張市立病院 総合診療科教育研修担当部長 兼
三重大学大学院医学系研究科
名張地域医療学講座 講師 谷崎 隆太郎 先生
2日目(7月8日(土))
名張市立病院 副診療部長 小林 穂高 先生から、「子どもの発達障がいと子育て支援」について、グループワークを交えながらご講演頂きました。
その後、金沢医科大学 高村 昭輝先生から、隠サマーキャンプにおいてなぜ地域体験を行うか、なぜこのキャンプには医療体験がないのかなどについてご講演頂きました。
「子どもの発達障がいと子育て支援
~名張における多職種連携を考える~」
名張市立病院 副診療部長(小児科)
小林 穂高 先生
「地域での学び~why? what? how?~」
金沢医科大学 医学教育学 講師 高村 昭輝 先生
昼食には、名張市食生活改善推進員の皆様に調理して頂いた「栄養バランスバイキング」を頂きました。
午後からは、参加者が5つの班に分かれて、各施設へ繰り出して地域や施設の方との交流をさせて頂きました。
夜には地域で学んできたことを模造紙にまとめ、軽食を交えながら発表会・懇親会を開催しました。
3日目(7月9日(日))
亀田ファミリークリニック館山 院長 岡田 唯男 先生をお招きし、ワークショップ・特別講演を行って頂きました。
「システム理論から読み解くBPSモデル」
亀田ファミリークリニック館山 院長 岡田 唯男 先生
特別講演「これからの日本の地域医療に必要な家庭医療的視点」
2泊3日の隠サマーキャンプを通じて、参加者の皆様には名張市について知って頂けたかと思います。
将来、何らかの形で名張の医療に携わっていただければ幸いです。
名張市立病院では、今後も、医師確保を目的とした様々な取組を行ってまいります。
お問合せ先
名張市立病院 事務局 総務企画室
TEL : 0595-61-1100(代)
FAX : 0595-64-7999
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