第7回 隠(なばり)サマーキャンプ2019 ~楽しく地域を学ぶ~
2019.07.18
名張市立病院 地域医療教育研修センターでは、平成25年度より毎年、地域で暮らす人々の医療のニーズを肌で感じていただくことを目的に、「名張の街」と「地域医療」を体験していただける「隠(なばり)サマーキャンプ」を開催しています。
去る令和元年7月12日(金)~14日(日)の3日間、地域や施設の皆様のご協力のもと、「第7回 隠サマーキャンプ」を開催いたしました。
本年は、医学生等5名、研修医4名、その他医師等6名の合計15名にご参加頂きました。
1日目(7月12日(金))
午後6時より開講式を行い、当院医師による講義を行いました。
名張市長 亀井 利克より挨拶
名張市立病院長 藤井 英太郎より挨拶
ご来賓 名張市議会議長 川合 滋 様より
ご挨拶を頂戴しました。
「誰も教えてくれなかったノンテクニカルスキル」
名張市立病院 総合診療科 笹本 浩平 先生
2日目(7月13日(土))
亀山市立医療センター内科 宮松 弥生 先生、滋賀家庭医療学センター 向原 千夏 先生、名張市立病院総合診療科 渡辺 光 先生から「もしも名張で初期研修したら~もしナバ~」と題して、グループワークを交えながらご講演頂きました。
その後、「地域で学んだ医師にできること」と題して、名張市立病院 総合診療科教育研修担当部長 近藤 誠吾 先生から、隠サマーキャンプにおいてなぜ地域体験を行うかなどについてご講演頂きました。
講演会終了後、参加者が4つの班に分かれて各地域体験場所に移動し、各地域の皆さんに準備していただいた昼食を頂きました。
その後、午後からは地域の皆さんとの交流をさせて頂きました。
■1班 百合が丘市民センター
カフェ「バルーン」で店員体験
地域の方と将棋対決
■2班 よってだーこ2号店/なばりひやわんこども園
高齢者サロンにて健康相談・血圧測定
こども園にて保育体験
■3班 あんしんねっと(赤目市民センター)
有償ボランティアについてのお話を聞く
庭木の剪定体験
■4班 赤目四十八滝キャンプ場
キャンプ場運営者の方との交流
キャンプ場を探索
夜には、地域で学んできたことを模造紙・スライドなどにまとめ、お世話になった地域の方々をお招きして、軽食を交えながら発表会・懇親会を開催しました。
1班
2班
3班
4班
最も優れた発表を行った3班に、亀井市長から「市長賞」が贈られました。
3日目(7月14日(日))
外部講師の先生方2名をお招きし、特別講演・ワークショップを行って頂きました。
「書を捨てよ町に出よう」
国立がん研究センター東病院 元病院長/
東京理科大学生命科学研究所 前所長
国民健康保険志摩市民病院 江角 浩安 先生
「Evernoteを中心とした情報整理」
市立奈良病院 一般内科・総合診療科 森川 暢 先生
2泊3日の隠サマーキャンプを通じて、参加者の皆様には名張市・名張市立病院について知って頂けたかと思います。
将来、何らかの形で名張の医療に携わっていただければ幸いです。
名張市立病院では、今後も、医師確保を目的とした様々な取組を行ってまいります。
お問合せ先
名張市立病院 事務局 総務企画室
TEL : 0595-61-1100(代)
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